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県営名古屋空港の整備促進・利用促進

小型機の拠点空港「県営名古屋空港」

県営名古屋空港は、豊山町に位置し、愛知県によって管理・運営される我が国初の本格的な小型機の拠点空港です。コミューター航空路線、ビジネス航空(ビジネスジェット)などによって活用されており、名古屋都心部からも抜群の交通アクセスとコンパクトなターミナルによって高い利便性を誇ります。また、航空宇宙産業の開発拠点として活用されており、航空宇宙産業でも重要な役割を担っています。

名古屋商工会議所は、周辺の自治体・経済団体・企業によって構成される「県営名古屋空港協議会(会長:名古屋商工会議所会頭)」の事務局として、県営名古屋空港の発展に取り組んでいます。

写真:県営名古屋空港のロゴとマスコットキャラクター 提供:愛知県

小型航空機の拠点として

県営名古屋空港は小型航空機の拠点空港として、近距離の地域間を結ぶ定期航空便「コミューター航空」、及び企業が航空機を所有あるいはチャーターして、定期便を使わずに人員を輸送する航空便「ビジネス航空(ビジネスジェット)」などによって利用されています。

コミューター航空は、青森・いわて花巻・山形・新潟・出雲・高知・福岡・熊本の計8都市に就航しています。

ビジネス航空についても、我が国初となる専用のターミナルを備えています。そのターミナルにはCIQ(税関・出入国管理・検疫)の審査手続きを1箇所で行える審査室が設けられているだけでなく、動線も短くなるように設計されており、ビジネス航空で求められるプライバシー・セキュリティはもちろんのこと、迅速性・機動性という点も担保されています。

県営名古屋空港協議会では、コミューター航空、ビジネス航空(ビジネスジェット)などの利用を促進するため、各種広報活動の他、ビジネス航空の規制緩和を目指して、国への要望活動を展開しています。

写真:ビジネス機ターミナル周辺図 提供:愛知県
 
写真:ビジネス機ターミナル写真 写真提供:愛知県
写真:県営名古屋空港 写真提供:愛知県
 

航空宇宙産業の開発拠点として

県営名古屋空港は航空宇宙産業の開発拠点として活用されています。当地域は、世界的な航空宇宙産業の集積地と知られ、「ボーイング787」、「H2Aロケット」の生産・研究開発を担い、国際戦略特区「アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区」の指定も受けています。

県営名古屋空港に隣接して設置された「愛知県飛行研究センター」や「JAXA名古屋空港飛行研究拠点」では、産学官が連携した、航空宇宙産業の研究開発や航空機の飛行実験が行われており、航空宇宙産業の振興に貢献しています。

また、ほぼ半世紀ぶりに我が国で開発されている旅客機「MRJ」の開発が周辺の工場で進められており、県営名古屋空港でもその飛行実験が行われる予定です。

写真:県営名古屋空港 写真提供:愛知県

【お問合せ先】

 企画部 インフラ・国際担当
 TEL:052-223-5701/FAX:052-231-6767


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